お口の健康には治療よりも
予防が大切です~予防処置~
お口の2大トラブル、虫歯や歯周病は発症と進行のメカニズムがわかっているので予防できる病気です。虫歯はいったん進行してしまうと自然治癒しません。治療しても元の天然歯には戻せませんので、健康なままで歯を維持することが重要になります。
予防の基本は毎日のブラッシングです。そこに歯科医院での定期検診を加えると予防効果が高まります。京成本線「新三河島駅」より徒歩2分、平日は毎日、そして土曜日も診療する通いやすい歯医者「あらかわ歯科」では予防に力を入れています。何でもお気軽にご相談ください。
当院の予防処置 紹介動画
口腔ケアのプロフェッショナルが健康をサポートします
当院の予防処置について
原則的に担当衛生士制です。いつも同じ歯科衛生士がお口の中をチェックして、歯のクリーニングを行います。いつも同じ衛生士が様子を診るので少しの変化にも気づきやすいのがメリットです。また、互いに顔なじみになることでお悩みの相談もしやすくなるでしょう。患者様のお話をしっかり伺います。
当院にはたくさんのスタッフがおりますので連携しながらの口腔ケアも可能です。また歯科衛生士の学生の実習医療機関でもあり、「かかりつけ歯科医機能強化型歯科診療所」です。
『かかりつけ歯科医療機能強化型歯科診療所』とは
かかりつけ医とは、虫歯や歯周病の予防のために継続的な口腔管理を行う歯医者です。「かかりつけ歯科医療機能強化型歯科診療所(か強診)」は、ある一定の基準を満たすことで厚生労働省から認可を受けられます。細かく分けると11の項目をクリアしなければなりませんが、その基準は大きく3つに分類できます。それは複数名のスタッフ(歯科医師や歯科衛生士)が在籍して緊急時に対応可能で、訪問歯科にも対応する「専門性」があり、十分な衛生管理と設備を整えている「衛生面・安全面の充実」、そして緊急時に備えたほかの「医療機関との連携体制」が取れることです。
これからも地域の方に頼られる歯科医院として、か強診であり続けられるよう、スタッフ一同努めてまいります。
予防のメリット
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Merit 01
虫歯や歯周病を
未然に防ぎます定期的にお口のすみずみまで汚れを落とすことで、虫歯や歯周病の原因菌を減らせるので、お口のトラブルの発症を防ぎます。
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Merit 02
治療の負担を
軽減します病気になってしまうと時間や労力だけでなく費用もかさみます。予防できれば治療の負担がかからず、病気を発症していたとしても比較的かんたんな治療で済みます。
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Merit 03
口臭が改善します
お口の中の汚れが落ちるので虫歯や歯周病の予防だけでなく、口臭の改善にもつながります。お口の中がスッキリするので爽快感を得られます。
予防への意識は日本と海外では
異なります
歯科先進国といわれる北欧のスウェーデンでは、歯科医院には虫歯や歯周病にならないように通うというのが一般的です。「痛くなったから」ではなく定期検診を受けるのです。そのため80歳での平均残存歯数は20本を超えるといわれています。永久歯は親知らずを除いて28本あり、そのうち20本以上が残っていると咀嚼(そしゃく)や発音の大きな支障を与えないといわれていますのでスウェーデンのご高齢の方は80歳になっても、ほとんどご自分の歯で快適に生活されているのです。
しかし日本ではまだまだ定期検診の受診率は高いとはいえません。痛くなってから「治療」がほとんどです。80歳時点での平均残存歯数は数年前まで数本でした。日本でも少しずつ予防意識が高まり、14本にまで増加してきています。
予防処置メニュー
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ブラッシング指導
お口の中の状態は一人ひとり異なります。汚れを効果的に落とせるような歯ブラシの持ち方や動かし方をアドバイスします。
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PMTC
(プロフェッショナル・メカニカル・トゥース・クリーニング)専用の器具を使用した歯のクリーニングです。口腔ケアのプロフェッショナルが、毎日のセルフケアでは落としきれない歯と歯の間や歯と歯ぐきの溝の汚れを落とし、仕上げに歯面をツルツルにみがいて汚れの再付着を防ぎます。
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フッ素塗布
フッ素には歯の再石灰化を促し歯質を強化するはたらきが期待できます。フッ素を歯面に塗布して虫歯の予防につなげます。定期的なフッ素塗布がおすすめです。ごく初期の脱灰程度の虫歯は治癒が期待できます。